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今回は、大学受験英語の攻略方法をお伝えします。塾に頼らなくても、独学で十分に勉強可能なのでぜひ参考にしてみて下さい。
Contents
語彙と英文法
まずは、全ての基本となる語彙と英文法の学習から始めましょう!
語彙
英単語が分からなければ、いくら英文法の勉強をしても、英文を理解することはできません。そして、最終的にどれだけの量の語彙を覚えられたかで、英語の実力は決まると言っても過言ではありません。
市販の英単語帳を使って短期集中で語彙を増やしてしまいましょう。様々なタイプの単語帳がありますが、ご自身の好みに合わせて選択して下さい。オススメは
- DUO3.0
- システム英単語
- 鉄緑会英単語熟語鉄壁
- 解体英熟語(←熟語用)
等です。中でも特に、DUO3.0は掲載例文560文を完全に暗記しておけば、英作文のための基礎も作れるのでおすすめです。とにかく1冊を完璧に仕上げておきましょう。
また1冊目を仕上げてから2冊目以降を使う場合、1冊目と重複しない単語のみにフォーカスして学習するようにすれば、大して時間をかけずに語彙を強化できます。
より詳しいボキャビル方法は以下の記事を参考にしてみて下さい!
英文法
次に、英文法の学習です。英文法の学習を通じて、英文がどのようなルールの下で組み立てられているのかを理解しましょう。
具体的には、まず英文法の参考書を通読を2、3周して下さい。ここでは、理解を重視して進めていきます。

続いて、問題演習をしながら復習と知識の定着を図ります。そして知識の欠落部分を見つけたら、参考書の該当部分を読み直すようにしましょう。それから少し時間をおいて問題演習をやり直すようにします。この一連の作業を何度も繰り返して下さい。以下に通読用の参考書と演習用の問題集のおすすめを挙げておきます。

- 英文法参考書: Forest or Evergreen (中身はほぼ同じです!)
- 英文法問題集: 全解説 頻出英文法・語法問題1000 or Next Stage
構文と英文解釈
構文
文法を一通り勉強した際に、ある程度身についているかもしれませんが、重要構文の復習と補強をここで行います。本格的な読解演習の前に重要な構文知識の確認・補充を行いましょう。オススメは
- 解体英語構文
- 英語の構文150
などです。すでに知っているものも多いと思いますし、量も多くないので、素早く終わらせてしまいましょう。
英文解釈
いよいよ、本格的な英文読解の練習に入ります。この部分は特に丁寧に取り組む必要があります。これまでに身につけた知識を総動員して、英文構造を分析する力、そしてそこから意味を正確に汲み取る力を養いましょう。以下の参考書を全てこなして下さい!
- 入門 英文解釈の技術 70
- 基礎 英文解釈の技術 100
- 英文解釈の技術 100
- 英文読解の透視図←特にオススメ(最難関校対策のための基礎)
掲載された英文を使って、自力で構造解析を行なっていきます。主語と動詞を峻別し、どの文型が使われているのか、修飾関係はどうなっているのかなどを1つ1つ丁寧に考えて下さい。その後で、自分で訳を書いてみるとよいでしょう。
この後の実践演習では、ここまで細かく分析を行う必要はありませんが、やろうと思えば、自力で全ての英文の構造が取れるというところまで練習して下さい!
実践演習と過去問演習
実践演習
ここまで来れば、基礎的な英文読解の力はあるはずなので、あとは実際に問題を解きながら、その都度足りないものを補う形になります。課題として以下の問題を全て解いて下さい!
- やっておきたい英語長文300
- やっておきたい英語長文500
- やっておきたい英語長文700
- やっておきたい英語長文1000
- センター試験の過去問20年分くらい
間違えたところはなぜ、間違えたのかをしっかりと分析して下さい。何が足りなかったのかを考え、それを補う勉強をしましょう。文法が分からなかったのなら、該当部分を勉強し直すなど、その都度弱点を補強していきます。
また問題を解く中で、未知語に出会ったら自分で辞書を調べて、意味などと一緒に英単語用のノートに書いておきましょう。今後は、単語帳に載っていない言葉に出会ったら必ず調べるようにして、自分だけのオリジナル単語帳をつくって下さい。また、意味や構造の取れない英文に出会ったら、これまでに使った参考書などで調べて下さい。それでも分からない場合は、英語の先生に質問するなどして解決しましょう。
これらを習慣化できれば、他の受験生に差をつけられます。センター英語の筆記で180点以上取れるようになるのが目標です。
過去問演習
最後の仕上げに入ります!2次試験で合格点を取れるように、志望校の過去問をできるだけ多く解きましょう。注意するべきことは実践演習の時と同じです。
ある程度、解いてみたら傾向がわかってくると思うので、問題の傾向に合わせて、問題形式ごとの対策を練ります。
例えば、英作文の対策が必要な場合には、自分の使える英文の型のストックを増やす勉強をします。英作文用の例文集などを手に入れて、暗記してしまいましょう。ボキャビルをした時に、単語帳の例文を覚えておくのも有効です。また、定期的にテーマごとの英作文をして、英語の先生に添削してもらうのも有効な方法です。
番外編 4技能型試験に向けて
使える英語を身につけよう 4技能の習得
- 教科書の暗唱
基本的な語彙・語法の習得ができ、リーディングだけでなくライティングとスピーキングの基礎づくりにもなります。
- ディクテーションとシャドーイング
リスニングの比重が大きい場合、音源の書き起こし(ディクテーション)をしてみて下さい。どこが、なぜ、聞き取れなかったのかを確認しましょう。弱点チェックとして、語彙・音の変化・文法などについて自己診断してみて下さい。
その後、同じ音源を使いシャドーイング(音源を追いかけるようにして口に出してみる。スクリプトは見ないこと。)を行います。最初は大変ですが、この流れで学習してみて下さい。少しずつ、リスニング力が上がっていくはずです。 ※さらに、暗唱まですることができたら完璧です!
最後に…
以上を完璧にすればセンターレベルで9割、2次試験レベルでも合格点を取れるかと思います。これからの傾向として4技能型の試験への移行が予想されますが、上記の番外編までをカバーしていれば、新傾向でも余裕で上位層になれるかと思います。
僕自身も、上記の勉強法で基礎を作り、あとは語彙を強化することで、TOEFL iBTで90点ぐらいは取れるようになりました。特にリーディングとライティングはTOEFLでも9割取れるようになったので参考になればと思います。
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自分の経験から、TOEFLで100点をこえるためには、スピーキングとリスニングの能力がネックになります。上記番外編を高校生のうちからやっておけば、日本人が苦手とする部分で差をつけられるでしょう。そうすれば、大学入学以降の海外留学のチャンスにも繋がるかと思います。